統計学を学ぶ際の超ビギナー本としてかなり有名なシリーズで、通称「ハンバーガー本」「アイスクリーム本」。
データ分析の第1歩として、データの扱い方や数字の見方を、ハンバーガーショップで起きる具体的な事案から、会話形式で進められているのでとても読みやすい本でした。
ワクワクバーガーとモグモグバーガーのチキンを3人に食べ比べてもらったときに、3人ともワクワクバーガーがおいしいと言ったとき(3対0!)、ワクワクバーガーの方が有意においしいと判断していいのか、データー数nが少ないのではないのか?とも考えます。そういったときには「ワクワクのチキンとモグモグのチキンではおいしさに差はない」という帰無仮説を立て、その仮説を確率の計算をすることで棄却または採択します。これを直接確立検定といいます。普段のニュースでもアンケートなどの結果を見たときにそのデータは信用に値するのかなんてことも様々な視点から計算で考えたりできます。
このように統計学の知識は、専門でなくても必要とする場面は普段から非常に多く、学校でもビジネスでも求められる知識だと思います。この本では、何かを調べたい、解決したいというときに統計学でどのような手法があるのかということを知ることができる1冊でおすすめです。
図書館ではこの図書を所蔵
(駿:417 ||Ko26 船:417||To)
※表紙画像は紀伊國屋書店BookWebから提供されています。
こちらをクリックすると紀伊國屋書店BookWebページが開きます。
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