おすすめの本

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☆おすすめの本☆ 北海道の蝶の生活史図鑑 蝶好きの12か月 永盛俊行著
 推薦者:伴周一(一般教育)

北海道に生息する大小116種のチョウの生きる姿を、「蝶が超大好きな先生」が、独自の視点とあついまなざしで私たちに語りかけてくれる、とっても面白い一冊です。
超かわいらしいイラストや写真が満載で、ページをめくるたびに「わっ!」と声が出そうになります。
1年=12カ月の季節の中で、蝶たちは変化しながら(ときには変化を忘れながら?)、全力で、そして美しく生きています。その姿に思わず感動!
卵、幼虫、蛹、成虫といった成長の過程から、食草・食樹、生息環境、発生時期にいたるまで、蝶たちの“生き方”がしっかりと解説されています。
シジミチョウとタテハチョウは特にたっぷり紹介されていて、「えっ、こんなにいるの!?」と驚かされること間違いなしですね。マジ多い!!!
成体・幼体それぞれの「観察のしやすさ」も、赤・黄・緑・青のカラーで丁寧に表示されていて、初心者にもとっても親切です。
そして冬の北海道を乗り越えて元気に羽ばたく蝶たちの姿は本当にすごいです!愛らしい幼虫たちの写真も満載で、「キモくないよ!」と声を大にして、、、「たぶんキモくないよ!たぶん」と言いたくなるほど。いや、ちょっとキモいのもいま、、、それもまた魅力です。
北海道全土を調べて回る著者のご自宅も、まわりがすでに蝶の世界です!すごいです。
さて著者から虫取り少年たちに愛のメッセージもあります。虫とのつきあいできっと多くを学べますよきっと!うらやましい!!!
この本は私の高校時代にお世話になった生物の辻先生(なんか写真載ってました。)からご紹介ありさっそく読ませていただきました。
蝶の驚くべき生態や機能をぜひお楽しみください。超魅力的!
おもしろいよ!!!

 

北海道の蝶の生活史図鑑 蝶好きの12か月

 

図書館ではこの図書を所蔵
(駿:      ||       船:486.8||H )
※表紙画像は紀伊國屋書店BookWebから提供されています。
こちらをクリックすると紀伊國屋書店BookWebページが開きます。

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