快適な公共の道路など都市のオープンスペースは多様になってきていて，道路の規制緩和により所有者や管理者の形態も広がっていて，景観・環境やその利用の面から協議会を作りエリアマネジメントが行われ，公共の道路等も一般市民への多様な利用が行われるようになってきている。高層ビル街や集合住宅の屋外空間には、新たな公園緑地を増やせない現状から期待できるもの一つとして「公開空地」がある。まちづくりにおいて敷地の外周部の民地と公共用地の空地の作り方や利用の仕方は，一体に計画設計し整備され，それが適切にマネジメントされることにより快適な街並み空間や街路空間が出来上がると考えられる。本書は，これらの課題を解決し，具体のエリアマネジメント手法を第一人者が紐解いてくれる手引書で，公民連携の手法を東京や大阪や海外事例も含め，どのように街路等の公共の空間を使って活動できるのかの具体的な手法を説いてくれる。
図書館ではこの単行書を所蔵
（船：518.8||Ma）
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