育児の専門家でもない男性著者が実験的に書いた記事がSNSを通じて大きな反響を呼びました。それをきっかけに、なぜ日本は赤ちゃんにきびしい国になってしまったのか、ということを取材し、そしてどうしたら日本が赤ちゃんに優しい国になるのか、について考察している一冊です。
目の前に迫った社会人。「女性が働きやすい職場です」「男性の育児休暇の取得を推進します」と言葉では聞くけれど、その中身はいったいなんなのか。この本を通じて、今の日本の子育ての実情を知り、「子育てって何？」を知り、「自分だったらどうするのか」を考えておけば、必ず将来に役立ちます。
専門書ではないので難しい言葉は出てきません。とても読みやすい本です。是非一度読んで、社会人になる前に自身の将来と向き合ってみてはいかがでしょうか？

図書館ではこの単行書を所蔵
（駿：599||Sa 29、船：599||A）

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