「初めて学ぶ人間工学」では「人はエラーを犯す動物である」という結論に対して,人の心身機能の特性や行動特性を正しく理解し,それを今後のモノづくりに適用させて,人と道具と環境の整合性をより良くしていくことを学びます.
身近にあるモノ(例えば,テレビのリモコン,機器キーボードなど)を作り手側に立って考えた場合,使用者の人体寸法や運動機能,また長時間使用する際の身体的負担,ストレス,さらに使用者にとって「できるだけ分かりやすい設計デザイン」にする必要があります.
この本では,大学生やモノづくりにかかわる初学者を対象に,人間工学に基づく基本的な知識について実践応用事例を含めて学べると共に,さらに専門的な勉強に繋げていけるよう各章にブックガイド付きで紹介しています.
あなたが普段使用している身近なモノは,どうしてそんな「形・色・大きさ」をしているのだろうか,といった疑問がこの本を読むと解けるかもしれません.
図書館ではこの単行書を所蔵
(駿:,船:501.84||H )
※表紙画像は紀伊國屋書店BookWebから提供されています。
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