『模倣の時代』は、欧米の文明の模倣に始まった明治以降の日本が、脚気という欧米にはない病気に対峙したときどのように行動したかを、幕末から昭和に至る期間にわたる多くの資料を元にまとめたものである。各章はエピソード毎にわかりやすくまとめられており、「フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿」という番組の『ビタミン×戦争×森鴎外』の回で取り上げられた日清・日露戦争での脚気による大量病死事件は、この本でも重要なエピソードとなっている。
『脚気の歴史~日本人の創造性をめぐる闘い~』は『模倣の時代』のダイジェスト版である。まずこれを読んでみて興味を持ったなら、改めて『模倣の時代』を読んでみるのもよいだろう。
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(駿:493.13||I 87||1、船:493.13||Mo||1)
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