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【終了】 「海水浴と日本人 -海水浴(ウミミズユアミ)から海水浴(カイスイヨク)へ,そして後藤新平らの思い-」 【公開講座の開催について】

募集は終了いたしました

 

理工学部駿河台校舎図書館では,本学部教員による,
その研究成果についての講演を毎年2(6月・12)開催し,
平成23年度は10年目を迎え,第19回と第20回を開催
する予定です。

 

海水浴と日本人
-海水浴(ウミミズユアミ)から海水浴(カイスイヨク)へ,そして後藤新平らの思い-

概要
海水浴は、従来まで、遥か昔から日本人には親しまれてきたものとされていた。このことは日本が四面環海の島国であったためであるが、いろいろ調べて行くと、実は、平安時代に行われていた「海水浴」はウミミズユアミと呼ばれ、潮湯治の一種で打ち寄せる波に身体を預けて皮膚などを鍛える療養的な行為を指していた。それが、明治時代になると医師たちの取り組みにより、近代的な海水浴(カイスイヨク)に生まれ変わり、次第に余暇的色彩を帯びて今日的な海水浴の姿になった。
こうした今日我々が思い描く海水浴の姿に変貌するまでの紆余曲折やそこに隠された様々な取り組み、例えば、下田歌子が海水浴に異を唱えたり、後藤新平らが国民の健康を願い普及に努めたり、水練と一体化することで日本的な海水浴が誕生したり、海国思想の涵養のための海水浴の普及や海水浴場の開設がされたり、夏目漱石が千葉の海で泳いだことなどなど、についてお話ししたい。

講演者: 畔 柳 昭 雄 氏 プロフィール

① 昭和56年 日本大学大学院理工学研究科博士課程(建築学)修了
② 現在 海洋建築工学科教授
③ 専門分野:親水工学
④ 現在の要職:神奈川県港湾審議会会長など
⑤ 著書:「舟小屋-風土とかたち-」,「水辺のまちづくり」,「海水浴と日本人」など

第19回日本大学理工学部図書館公開講座の開催

日 時:平成23年6月18日(土) 15:00~17:00 (受付:14:30~)

場 所:理工学部駿河台校舎1号館4階 141教室(予定)

講 師:理工学部海洋建築工学科 教授 畔柳(くろやなぎ) 昭雄

演 題:海水浴と日本人
 -海水浴(ウミミズユアミ)から海水浴(カイスイヨク)へ,そして後藤新平らの思い-

受講料:無料

申込方法:はがき,FAXまたはEメールにて,本人氏名・住所・電話番号を記入の上,下記宛に申込んで下さい。

申込先:〒101-8303 東京都千代田区神田駿河台1-8-14

日本大学理工学部図書館(駿河台) 電話(03)3259-0633

 FAX(03)3293-7458 Eメール stosyo@adm.cst.nihon-u.ac.jp

申込締切日:開催当日まで可

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