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☆おすすめの本☆ 「町方書上」 江戸東京博物館友の会翻刻 / 推薦者:宇於﨑勝也(建築学科/不動産科学専攻)

江戸時代の町の由来や様子が記された「町方書上(まちかたかきあげ)」の原本146冊が市民ボランティアによって5年がかりで現代の字体に書き改められ、全8巻の冊子としてまとめられた。文政8~11(1825~28)年に江戸幕府が町名主に命じて提出させた当時の暮らしぶりを報告する資料で、今日の墨田、江東、台東、千代田、文京、豊島、新宿、渋谷、目黒、品川、港区に及ぶ範囲の町々から報告されている。筆書きの崩し字を解読しての作業であり、江戸時代の生活を知るには貴重な資料となっている。一般販売はされていないが、理工学部図書館ではいち早く入手したので紹介する。一度手に取ってみては。

参考資料:読売新聞2015年4月6日号

図書館ではこの単行書を所蔵

駿:213.61||Ma 16|| 1~8

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