LAの扉

LAの扉

第12回サイエンスカフェに参加して

令和6年5月17日(金)に理工学部駿河台校舎タワー・スコラ1階カフェで開催されたサイエンスカフェに,LAも参加しましたので感想を紹介します。

【対面参加】

 「科学と芸術の共通点」
                                          建築学科4年 原嶋 康多

 今回のテーマである「サイエンス×デザイン~創造への共通視点~」の名のとおり理工的観点と芸術的観点の両方からのお話を聞くことができ,とても楽しい時間を過ごすことができました。初めは自分の専攻する分野ではない先生方だったため,話についていけるかという不安がありましたが,専門的な話だけではなく様々なお題に対していろいろな体験談からお話いただけたためとても面白かったです。
 最後におっしゃられていた自分の専門とする学問以外についても学ぶことが重要であるという言葉を忘れずに,大学生活のうちにいろいろなことに挑戦していきたいと思いました。

【配信参加】

 「異分野交流から見えてくる本質」
                                          物理学科2年 
 
 今回の講演では建築デザインと核融合科学という全く異なる分野の先生方からお話をいただき,対話が進むにつれて分野を横断した普遍的なものが露わになってくるようで,大変興味深かったです。建築デザインの先生は「最高の道具は人間の手」と,核融合科学の先生は「実験物理学者は職人の側面も持っており,実験装置の設計や実験の初期条件などを決めるときには経験も大切」と仰っていて,未知の具象や現象を探索する際に,芸術も自然科学も等しく直観を重視することから,何か人間に本質的に備わっているちからのようなものを感じ取りました。その他にも様々なお話をいただき,多様な背景の人々が交流すること,それが可能な環境があることの重要さを教えていただきました。

ページトップへ