人が判るように説明する。コミュニケーションの基本です。しかし、それはとても難しいことでもあります。人に判ってもらい、さらに一歩進んでその人に動いてもらえる。本書はそんな説明の仕方を伝授してくれます。著者は「人は『正論』では動かない。『話し方』で動く」と断言します。
人は単に談笑するために会話をするわけではありません。特にビジネスシーンでは、部下に、上司に、取引先に、動いてほしいからこそ「説明」するのです。では、判りやすい説明とはどのような方法でしょうか。本書にはその技術がいくつも示されていますが、ひとつだけ紹介すれば「大事なことから話す」です。あたり前のようですが、やたら前置きの長い人っていますよね。
自分は人に説明するのがヘタだと悩んでいる人、自分は話がうまいと勘違いしている人、まずは本書を眺めて下さい。図解付きでパッと見て理解できます。本書を実践すれば、少なくとも「やたら話が長くて面倒くさい人」という汚名は返上できます。

図書館ではこの単行書を所蔵
（駿：336.49||Ts 85、船：336.49||Z）

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