あなたは何かおかしいと思ったことはありませんか?なぜあなたはそこにいなければいけないのですか?なぜあなたはそんな思いをしなければならないのですか?こんなに努力しているのに、こんなに頑張っているのに、こんなに勉強しているのに、どうしてこうなっているの?これはすべて、あなたのせいでは無いのです。まわりを見て!疑え!そして考えろ!すべては、、、あれです。あれのせいです。さあ、立ち上がれ!自分のため、人のため、弱い人を助けるため、社会のため、正しい世の中ため。
正しいことを言っている?真実や真理を説いている?「絶対あやしいでしょ!こんなの!」って普段なら一蹴するところです。ところが、一定の条件がそろうと人は割と信じてしまいます。きっかけがあれば、そんな怪しい話にもいつでも没入できます。手招きしていますよ、君のために!
この作品では、ずれたベクトルで踏み出して、夢中で全力を「変なもの」にそそいでしまうメカニズムがわかりやすく書かれています。どう?みんな陰謀論にはまっていないかい?なにか怪しいものを全力妄信していないか?しかし、もっと恐ろしい、本質にある承認格差と知能差についてぜひ考えてほしい。これの方がずっとずっと怖いかな?現在何かにはまっている人はなかなか脱出が難しいですが、「まだ」の君にはおススメです。ぜひ読んでみよう。
アニメでも大人気の「チ。」の著者が放った鋭い名作!です。サンサーラが流れるザ・ノンフィクション(フジテレビ・日曜・14時)のような作品です。YouTUBE岡田斗司夫ゼミ#557「承認格差とはなにか?」でも紹介されています。
絶対読んでほしいです。あ、一応、恋の物語です。多分。
ぜひ図書館の「チ。」の横に並べてもらいましょう!
図書館ではこの図書を所蔵
(駿:726.1||U79||1 船:726.1||U79||1)
※表紙画像は紀伊國屋書店BookWebから提供されています。
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