著者は元米系投資銀行の“バリキャリ金融女子”、現在は人気オンラインサロン経営者としてキャリア（起業やセカンドジョブ、出世）、お金（投資や不動産、仮想通貨）、社会（同調圧力、LGBT、年功序列、添加物、時代に合わない風習）、結婚、子育て（自主性、留学）などについて経験から語ってくれている読みやすい１冊です。今を生きる世の中の女性のロールモデルの一人として、とても面白かったです。
メモしたセンテンスの１部をを紹介します。（フレキシブルな抜粋です）
『「時代はどこへ向かっているのか？」を意識し、人生における意思決定に役立てる』
『「お金だけじゃないパッション」が必要。日々の仕事に対する対価がお金だけだとしたら、自分が使う人生の時間はもったいない』
『リスクは若いうちに取れ』
『お金は「恐れるより勉強すること」』
『勉強とは正しい知識をつけ、正しい判断をするためのもの』
『求められているのは、マニュアルではなく人間の頭を使った対応。』
河村さんがなぜこのように断言するに至ったかのデータやエピソードが「確かにな」と共感し、ハッとさせられました。自分とは意見の違うものもありますが「agree to disagree」です。
こういった本は参考にするか否かは別として、誰かの経験や考え方を知ることは人生において選択肢を広げたり、新しいことを始めるきっかけになると思います。

図書館ではこの図書を所蔵
（駿：159 ||Ka95   船：159||C　）

※表紙画像は紀伊國屋書店BookWebから提供されています。
こちらをクリックすると紀伊國屋書店BookWebページが開きます。