おすすめの本

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☆おすすめの本☆ イノベーションのジレンマ 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき クレイトン・クリステンセン著 玉田俊平太(監修) 伊豆原弓(訳)/ 推薦者:渡辺亨(機械工学科)

技術革新(イノベーション)とは変転著しい現代社会で企業が生き残るために不可欠の存在であり,優良企業はこれに遅れをとらないよう新たな技術革新の創造・導入に余念が無い。にも関らず,ある種の技術革新はそのような優良企業に破壊的な作用をもたらし企業をいわば「突然死」させる。著者クレイトン・クリステンセン氏はハーバード大学ビジネススクールの教授で,このような技術革新を通常のそれと区別し「破壊的イノベーション」と命名し,それが通常の技術革新とどう異なり,なぜ優良企業を突然死せしめるのかを明らかにした。本書は氏の執筆にかかる破壊的イノベーションの解説書であり,これから社会人となり企業で働く若い技術者には必読の一冊である。なぜなら,破壊的イノベーションはあらゆる分野において生じうる事象であり,その存在と現象を理解しておくことで,企業の突然死から自分を守ることが可能となるからである。

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(駿:336.17||C58,船:336.17||I )

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