おすすめの本

おすすめの本

☆おすすめの本☆ フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか ヴァンソン藤井由実, 宇都宮浄人著 / 推薦者:田島洋輔(まちづくり工学科)

学生のみなさんの中には地方出身者も少なくないのではないでしょうか?
昨今、地方都市に活気がなくなり、まちの中心である商店街の再生が必要だと言われてずいぶん月日が経過してきました。日本政府もただ手をこまねいていたわけではなく、2006年のまちづくり3法の改正を行い、郊外型の大規模集客施設の出店規制の強化等が行われてきましたが、なおも事態は改善していないというのが現状です。
一方、日本と同様の中心市街地問題を抱えるフランスでは、商店街と郊外大型店とが共存可能な社会の構築を目指して、商店街の空き店舗への課税や自治体の先買権の設定などの自治体対応やタウンマネージャーが中心となった都市・文化政策など、日本では見られないシャッター商店街を作らない工夫が施されています。
なかなか改善されない日本の地方都市の現状を打開するべく、シャッター通りのないフランスの地方都市の現状を紐解き、みなさんの地元の地域活性化に役立ててみませんか?

図書館ではこの単行書を所蔵
駿:518.8||V 36、船:518.8||F

※表紙画像は紀伊國屋書店BookWebから提供されています。
 こちらをクリックすると紀伊國屋書店BookWebページが開きます。

ページトップへ