LAの扉

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芸術学部図書館見学会

LAは2月17日(水)、芸術学部(江古田キャンパス)図書館にお邪魔させていただきました。この図書館見学ですが、企画の目的は2つありました。1つ目は、現在進められている駿河台校舎新図書館計画について、学生目線でほしい設備などをほかの図書館を見ることによって発見しようというものです。2つ目は、他大学の図書館において利用者を増やすためにどのような工夫がなされているのかを発見し、また日芸の皆さんと議論し今後のLAの活動に生かせるものを見つけようというものです。
今回のスケジュールとしては、江古田駅前にLA集合→キャンパス&図書館見学→意見交換会→合同で懇親会→解散、という流れでした。ここでは上記の目的を達成するためなので、見学会と意見交換会について詳しく書いていきたいと思います。

   【芸術学部江古田キャンパス】

図書館見学会
今回の本題である図書館見学です。さすが芸術学部の図書館!と感じてしまうような以下の二つの特徴がありました。

・蔵書種類の幅が広い。真面目な新旧の学術系の本から、漫画、アニメのDVD、ライトノベルまで種類は多様。
・本棚の配置やデザインが工夫されている。また注目を集めそうな本はその本棚を使うことで、立ち寄った学生が本を手に取りやすくなっている。理工学部には無い操縦式の動く棚、スペースの大幅な確保が可能に。
というような特徴がありました。あくまで漫画系の蔵書類は「研究対象」であり、娯楽目的ではないため、理工学部図書館で漫画等を蔵書として扱えませんが、この二つの特徴は利用者の要求にこたえていると言えます。理工学部も本棚は参考にできるのでは?

      【図書館内の本棚】


   【操縦式の動く棚】

意見交換会
次にラウンジにて文芸学科山下ゼミの皆さんと意見交換会。

ここでは、自己紹介した後それぞれのキャンパスや学校生活、学部にしかない特徴、LAと文芸学科の活動内容について様々な疑問と答えが飛び交いました。こちらの印象として日芸は勉強や生活面において「自由度」が理工学部に比べて高いことがわかりました。

  【ラウンジにて学生生活について語る】

次に「図書館の問題点と解決策について」という課題の元、日芸の皆さんとKJ法によってグループディスカッションしたのち発表へ。以下のような問題点、希望が出ました。

・開館時間を伸ばしたい
・くつろぎ、休めるスペースがほしい
・個室がほしい、和室がほしい
・椅子を柔らかくしたい
・充電したい、荷物を置きたい
・BGMを流したい
・ラジオを企画し、流したい
・もっと図書館をおしゃれに
などなど
解決策として挙げられたのが
・生徒が集まるカフェを図書館に併設する
・有志の学生を集めて学部にとらわれず図書館業務にあたらせ、開館時間を増やす
などの今までに無い興味深い、また、実現可能な解決策がいくつも挙げられました。

      【各班の発表会】

最後になりますが日本大学芸術学部の図書館職員、先生方、文芸学部山下ゼミの皆さま、ご協力ありがとうございました。また楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。今回の見学会、意見交換会がきっかけとなり、また別の機会で交流できれば、と思います。

       【集合写真】

                        
平成28年2月17日(水)

 1年 建築学科 淵泉貴文

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