LAの扉

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夏休み期間活動―筑波大学附属図書館見学

 今年の夏休み、他大学の図書館見学として筑波大学の中央図書館と体育・芸術図書館の見学を行いました。この企画の目的は2つありました。1つ目は、現在進められている駿河台校舎新図書館計画について、学生目線でほしい設備などをほかの図書館を見ることによって発見しようというものです。2つ目は、他大学の図書館において利用者を増やすためにどのような工夫がなされているのかを発見し、今後のLAの活動に生かせるものを見つけようというものです。

 当日は、筑波大学にある5つの図書館のうち理工学書などが蔵書に含まれている中央図書館と,体育・芸術図書館を図書館の方に案内していただきながら見学を行いました。予定では2時間程度で見学が終了する予定でしたが、実際には3時間程度かかりかなり見ごたえのある見学となりました。ここで見学の感想を少し書いていきます。

・筑波大学の図書館にもLAという組織があった!―筑波大学の図書館では学生がラーニングアドバイザー(LA)として、PCの使い方から普段の学習の仕方まで相談にのっているそうです。理工学部のLAとは役割が違うようです。

・図書館の方が、利用者が話せるような閲覧室やセミナー室と静かな環境を維持した閲覧室の両立が大変だとおっしゃっていました。―これは理工学部の図書館でも同じではないでしょうか。図書館の役割が書籍の提供から、包括的な資料の利用(友人や教授との議論の場)ということに広がっているのかなと感じました。

 今回の活動は、夏休み期間中の活動ということでLAメンバーが多くは集まれませんでしたが、参加したメンバーは普段行くことのない他大学の図書館での活動ということで新しい経験をすることができたのではないかと感じます。またLA内でも図書館の建物自体のデザインに着目したり、本棚の配架の方法に着目したりと学科や専攻によって違うのかなと面白くも思いました。今回の活動がこれからのLAの活動に生かされていくといいですね。

駿河台LA物理学科3年

望月 希

筑波大学図書館前(体育・芸術図書館)

学生選書ツアー図書展示(中央図書館)

Learning Square (中央図書館)

学生サポートデスク(中央図書館)

ラウンジ(中央図書館)

木洩れ日が素敵な吹き抜け

(体育・芸術図書館)

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