“There is more treasure in books than in all the pirates’ loot on Treasure Island and best of all, you can enjoy these riches everyday of your life.” By Walt Disney.
平成27年度のＬＡ新入生歓迎イベントは、お台場にある日本科学未来館で行われました。新入生にとっては、これから自分たちが学んでいく理工学という学問に一層興味が湧いたのではないかと期待しています。上級生にとっては、日常研究していることや学んでいることが将来どのように活きるのか、あるいはこれまでどのように活かされてきたのかを体験できたのではないかと思います。
さて、ＬＡは“学生目線で図書館をよりよくしようと集う学生の団体”です。そんなＬＡが今回新入生歓迎イベントに科学館の見学を採用したのには理由があります。それは、「興味こそ本への扉である」との私たちの理念を実践するためです。理工学部の図書館の蔵書の多くを占める理工学書は、一般の娯楽書に比べると手に取りにくい雰囲気があります。一方で科学館は、各理工学分野を面白くかつ分かりやすく解説しているため、子供から大人までが楽しむことができ、興味を抱くことができます。いわば、科学館は理工学への導入書なのです。科学館での興味を今後の学生生活で知識として深めてもらうその過程で図書館を利用し、図書館の活用法を周囲に広めてもらいたいと願っています。
科学館見学の後は、潮風公園でレクリエーションによる交流活動を行いました。本や文字を使った簡単なゲームにより、お互いの考え方や価値観を共有することができ、良い時間を過ごすことができました。
例年は雨天に悩まされ続けた新入生歓迎イベントでしたが、今年は天候にも恵まれ、ＬＡの新たな船出を成功裏におさめることができて一安心です。本年度はＬＡとして新たな試みも多く企画されています。活動に興味を持たれた方、詳しく話を聞いてみたい方など、ぜひご連絡ください。駿河台・船橋両図書館の新ＬＡリーダーが対応させて頂きます。
「かつての海賊たちが盗んだ財宝よりも、本には多くの宝が眠っている。それも、毎日味わうことのできる宝だ。」ウォルト・ディズニー
