王 軍 建築 D3
日本でもあるかもしれないですが,「全てのカラスは黒い」と言う諺が中国で同一種類のものは何処でも姿が変わらず意味で昔から使っています。「全てのカラスは黒い」について,論理的に考えれば,以下の命題をある本で分析を試みた:
これらは今度に皆さんに紹介したい先日に学生選書ツアーで選んだ「理系人に役立つ科学哲学」の第一章にある内容である。実に広くつかう推論方法である。第一は演繹法であり,論理的には問題のない推論であるけど,知識が増える事はないから科学で使わない。第二は帰納法であり,今まで分からない知識が増える事が出来る。全ての事例を調べた上で結論を得ているではないから,間違っている可能性が論理的にある。第三はアブダクション法(最善の説明への推論)であり,幾つかの可能の中から旨く事実が導きだせるようなもっともよいと思われる説明を選ぶ。又,アナロジー法があり,ある対象の性質を,それと似た対象の性質から推論する。これは正いそうな感じするけど,帰納法によって得られた前題があり,間違っている可能性がある。第四は実際の科学研究これらの推論を「組み合わせて」使う事が良くあげられる。帰納法で仮説を立てて,演繹法で予測を推論出来た。仮説は妥当かどうかが問題である。
この問題から,全てのカラスは黒い命題は証明出来なくて,科学的なものか科学でないものかの疑問を起きて,科学と非科学を如何分けられるか,科学の特徴とは何ですかなどの科学の基礎を哲学的に解明した。主に理工学の分野で勉強している皆さんは科学の哲学方法論を身につけたら良かったなと思って,この本をお勧めしたい。
作者森田邦久のプロフィールを見て大阪大学にて博士(理学),博士(文学)を取得し,現在,早稲田大学高等研究所・助教である。科学と哲学両方に立ちとてもすごい人物だ。
【所蔵情報】
駿河台図書館2階閲覧室 401||Mo 66 0000347802
船橋図書館2階開架書庫 401||R 0000371829